そしてまた夏休みが終わってしまった……。青春を謳歌することなく過ぎ去る日常に、落ち込む主人公の律。そんな彼が絶望から目覚めると、日付はまだ夏休みの直前。 しかも、見知らぬ天井の下。それに加えて、見知らぬ女の子に捕まり、身動きが取れないでいる。これは夢……?「けど、夢じゃないんだな、これが」突如、目の前に現れた自称魔法使いの女の子・オリエッタ。「あんたが魔法を使えるせいで、私の平穏な日常が台無しよ!」魔法……? 律には、なんのことだかさっぱり分からない。けど、このままではマズイということだけは理解した。「俺はどうすれ…