平成が生んださとり世代、工口助平はお見合い結婚をした。童貞には不釣り合いな、誰もが振り返る美女、倫子。それが助平の妻になった女性だった。 だが助平はため息ばかりついていた。 なぜか。 妻の性欲が、強すぎるのだ。 工口倫子の性欲は、人類最強だったのだ。 美人妻の性欲が強いなら、抱けばいいじゃない。 そうお思いだろう。 私だってそう思う。 男なら誰だってそう思う。 ……助平は違った。 昔からエロスケとからかわれ続けてきた工口助平は、エッチなことが苦手だったのだ! だが、倫子の性欲は止まらない。 湿った視線、豊満な乳房、…